
規格外豆がおいしいコーヒーに!?【アエナコーヒー開発秘話】
こんにちは、OFF Journal編集部の兼島です!
突然ですが、みなさんは株式会社アエナのオリジナル商品「アエナ ドリップコーヒー オリジナルブレンド」をご存じでしょうか?
実は、2025年7月14日(月)に発売されたばかりの新商品なんです。
「捨てるをなくす」という私たちの想いを込めた、特別な商品に仕上がっています。
アエナファンのみなさんはもちろん、社会課題に関心のある方、そしてこれをきっかけに少しでも興味をもってくださった方にも——
このコーヒーに込めた想いや、製品としてのあふれる魅力について、ほんの少しでも知っていただけたらうれしいです。
「もったいない」を、「おいしい」に変える取り組み
「もったいない」
この言葉、みなさんも一度は口にしたことがあるのではないでしょうか?
たとえば、お腹がいっぱいでご飯を残してしまったとき。
大切にとっておいたお菓子の賞味期限が、いつの間にか切れていたとき。
野菜の皮をむきすぎてしまったとき……。
ものを捨てるときに感じる「もったいない」という気持ちは、私たちの暮らしの中でも身近なものです。
このように、まだ食べられるのに捨てられてしまうことを「食品ロス」といいます。
アエナ ドリップコーヒー オリジナルブレンド(以下、アエナオリジナルブレンド)は、そんな“食品ロス”を少しでも減らしたい——という想いから生まれたコーヒーです。
コーヒーを焙煎し、お客様のもとへお届けするまでの過程では、さまざまな理由で「規格外」とされるコーヒー豆が出てきます。
アエナオリジナルブレンドは、実はそうした規格外豆を使用してつくられた商品なんです。
工場に潜入!おいしさの秘密にも迫ります。
“規格外豆を使用してつくられた”という、
ちょっぴり特別な背景をもつアエナオリジナルブレンド。
興味をもっていただけましたか?
「規格外豆ってなんだろう?おいしいのかな」
「どうやってつくられているんだろう」
そんなふうに思われた方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回、OFF Journal編集部の兼島が、アエナオリジナルブレンドがつくられている工場に潜入してきました!
どのようにしてつくられ、お客さまのもとへ届くのか——
その裏側をご紹介しながら、みなさんの疑問にもお答えしていきます♪
保護服に着替えたら、いよいよ見学スタートです!
初めての工場見学にドキドキしながら足を踏み入れると、香ばしいコーヒーの香りと、焙煎の熱気に包まれました。
まず目を引いたのは、緑色の大きな機械!
この機械は、生のコーヒー豆を焙煎機まで運ぶ役割を担っているそうです。
この日は特別に、生豆を触らせていただくことができました。
コーヒー豆といえばこんがりした茶色のイメージですが、焙煎前は意外にも淡い色合いで、なんだかかわいらしい印象です。
次のお部屋に進むと、大きな焙煎機が登場!
焙煎の度合いが基準通りになるよう、豆の色味を何度も手作業でチェックされているそうです。素人には見分けがつかないほど繊細な色の違いを見極めるその姿に、プロの技術の奥深さを感じました。
アエナオリジナルブレンドに使われている“規格外豆”は、この焙煎具合がほんのわずかに基準から外れてしまった豆たち。もちろん品質にはまったく問題なく、職人さんが自信をもっておすすめする、おいしい豆だけを厳選して使用しています!
焙煎の後は、「分析」と「味決め」の工程へ!
焙煎した豆を粉砕し、専用の機械を使って焙煎度合いを細かくチェックしていきます。
粉砕されたコーヒーが並べられ、次はブレンドの「味決め」。
“コーヒー鑑定士”などの専門資格をもったプロたちが、「どうすればもっとおいしくなるか?」議論を重ね、丁寧に味を設計しています。
アエナオリジナルブレンドは規格外豆を使っているため、毎回ブレンド内容が変化します。それでも、このようにプロがしっかり味を整えているから、おいしく仕上がるんです!
そのときどきで異なる風味との出会いを、安心してお楽しみください。
開発担当者に“こだわり”を直撃インタビュー
せっかくなので、アエナオリジナルブレンドの開発に携わった
アエナのメンバーにもお話を聞いてみました。
兼島:お疲れ様です。
アエナオリジナルブレンド、ついに発売されましたね!
開発担当者:はい、ようやく発売を迎えることができました。
この商品は開発に1年以上かけて取り組んできたので、とても感慨深いです。
兼島:大切に温めてきたプロジェクトだったんですね。
開発担当として、特にこだわったポイントがあれば、ぜひ教えてください!
開発担当者:こだわりはたくさんありますが…。
味やお値段はもちろん大切ですが、ひとつ挙げるとすれば、“パッケージ”ですかね。
兼島:アエナのイメージカラーでもあるオレンジ色を使った、かわいらしいデザインですよね!特にこの「もったいないの気持ちをつなぐ取り組み」という言葉を使ったメッセージが、私も大好きです。
開発担当者:ありがとうございます。
商品を手に取ったお客様が、少しでも廃棄をなくす取り組みに興味を持ってくださったら、開発担当として本当に嬉しいですね!
あとは、大きくデザインされたアエナのロゴもポイントです。
ここまでロゴが大きく入っているパッケージは、珍しいと思います(笑)
今回はアエナにとって特別なオリジナル商品ということで、あえて大胆にロゴを使ってみました。
兼島:確かに、ロゴの存在感はばっちりですね!!
アエナオリジナルブレンド、たくさんのお客様に手に取っていただけたら嬉しいですよね。ありがとうございました。
OFF Journal編集部が試飲してみました!
開発の裏側やパッケージに込めた想いを聞いて、気になるのはその味わい……。
というわけで、OFF Journal編集部メンバーも実際に飲んでみました!
今回は、発売初日の2025年7月14日(月)から店頭に並んだ、下記2種類を飲み比べてみます。
◆賞味期限:2026年5月13日
「酸味を抑え、すっきりとした飲み口のバランスがよいブレンド」
苦味:★★☆☆☆
酸味:★★☆☆☆
コク:★★★☆☆
ひと口飲んでまず驚いたのは、クセのなさ!
酸味が控えめで、雑味のないすっきりとした後味が印象的です。
ほどよいコクがありながらも軽やかで、朝の一杯や気分転換にもぴったり。
ブラック派の方はもちろん、ミルクを少し加えてもおいしく飲めそうです。
◆賞味期限:2026年5月26日
「香り立ちよく、口当たりがやわらかな飲みやすいコーヒーです」
苦味:★★☆☆☆
酸味:★★☆☆☆
コク:★★☆☆☆
コクは控えめで、全体的に軽やか。とても飲みやすい仕上がりです。
「濃いコーヒーはちょっと苦手……」という方にもおすすめしたい、まろやかなブレンドです。
普段コーヒーを飲まない私でも、
どちらもとても飲みやすく、日常にやさしく寄り添ってくれるような味わいでした。
飲み比べてみると、同じ商品でも確かに風味の違いが感じられてワクワクします。
“もったいない”から生まれたコーヒーですが、味わいには自信ありです。
興味を持ってくださった方は、ぜひアエナの店頭でGETしてみてください!
アエナ ドリップコーヒオリジナルブレンド特設ページ:https://www.aena.co.jp/aena_original_blend/